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29・「聖剣伝説2」※

聖剣伝説2聖剣伝説2
(1993/08/06)
SUPER FAMICOM

商品詳細を見る




タイトル・聖剣伝説2
発売年・1993
機種・SFC
ジャンル・A・RPG
メーカー・スクウェア

※2010年7月18日初回レビュー、2013年9月29日再レビュー



その子供のおもちゃらしからぬ本格的なストーリー、ファミコンの中ではトップクラスのビジュアル、ジョブシステム等で人気を博した、名作RPGのファイナルファンタジー。
そしてGBでは、外伝的なストーリーとしてアクションRPG・『聖剣伝説』が登場。
これまた本家に負けない完成度を誇ったのだが、その『聖剣伝説』は2作目になって、外伝の名は消え、独自の世界観を持つようになった。
1993年の8月6日、(当初は4月発売予定だった)聖剣伝説2は、スクウェア発売のパーティ型アクションRPG。

ファイナルファンタジー5で魅了されたゲーマーならば、期待せずにはいられないわけだ。
パッと見の印象は、かわいい敵キャラ、妖精や精霊達が活躍するやや子供っぽいメルヘンな世界観。
しかし、その土台は骨太なヒロイックファンタジーだ。
登場人物の生い立ちや運命は、外伝だったあの時に負けない、なかなかハードなものがある。

というのも、もともとは『ファイナルファンタジー4』として開発されたゲーム、いわばもう一つのFF4であった。
しかし、FF4は、別の案が採用され、これは、FF4としてはボツとなった。
そして、一旦、クロノ・トリガーとして開発されかけたが、当初リリースする予定だったハードが任天堂からオジャンとなった。
クロノ・トリガーとしての案も凍結、その後、この案はFF外伝の続編、聖剣伝説2というゲームにしよう、ということで話が終息したのであった。(そして周知のとおり、クロノ・トリガーは1995年に別のプロジェクトで発売された。)
SFC時代のFF以外のスクウェアのRPGは、美麗なグラフィック、青のメッセージウィンドを多用、サイドビューの戦闘画面等、何かとFFを彷彿させ、FFからの補助魔法を掛けられているようなRPGが登場したが、聖剣伝説シリーズは、その土台をFFが支えている。

さて、聖剣伝説2の好評を博したのがその物語である。
ポトス村に住んでいる少年・ランディは、ボブとネスと遊んでいる?と、丸太の橋から滝つぼに落ちてしまう。
村へ戻ろうとすると、草木が邪魔で戻れない。
見回すと何やら亡霊の姿、近くには岩に刺さっている剣(さびた聖剣)がある。
行ってみると…亡霊がしゃべる、そして、亡霊は、ランディにその剣を託す。
ランディは、村に変えると、村に祭られているはずの剣を持っているとせがまれる。
さらには、地震でまたしても地面の下へと落下、マンティスアントと戦闘することに。
討伐すると、村の天変地異はランディのせいといわれ、「村から出て行け」といわれてしまう。
ランディは、聖剣を携え、途方もない旅をすることになってしまった。

ランディは、その後、父親の用意したお見合いの席を飛び出してきた気の強い少女・プリムと出会い、無理やり彼女の想い人・ディラックを追う旅につき合わされたり(このあたりの話は、ランディの行動次第で多少変化する)。
そして、その旅の途中で来たガイアのヘソでは、嘘の演技でランディから金をだまし取った記憶喪失の妖精の子供、性別不明なポポイと出会う。
偉そうなやつだが、付添いのドワーフによれば、上の大地から洪水で流されてきたという。


勇者の使命を背をわされた少年、親に反発し危険を顧みず自分の生きる道を信じぬく少女、そして、故郷の村を探し求める妖精の子供。
旅を進める毎に深まるこの3人の仲間意識、絆。
現代社会においては、なおさらほっこりさせられるものだ。
ネズミを使った?ずる賢い知恵で難局を乗り切るポポイ。
ディラック一筋といいながらヤキモチをやくプリム。(肩回り、胸元がセクシーである)
そして、旅を進めるにつれ精神的にも成長を遂げるランディ。
ツイッターで嬉しそうにリムブロ整理の報告する人たちは、特にこの3人の仲間意識は必見だろう。

ランディ、プリム、ポポイの3人で進めるA・RPGなのだから、最大で3人プレイが可能。
複数人で楽しめる長編A・RPGでもある。
とはいえ、ジャンプがない等、アクション要素は少なめ、その他以下の理由から、アクションよりも、RPGよりなA・RPGとなっている。(歩ける、走れるRPGのような感じ)
とてもキャッチーに描かれており、回復すると拳を上げて喜んだり、ダメージ受けると尻もちついたり、丸呑みされると驚いた表情見せたり。


武器は、さびた聖剣の他、槍、鞭、斧、グローブ等、3人ともすべての装備ができる。
武器は、宝箱、ボスの討伐で武器レベルアップし、その際に、ワッツという鍛冶屋に武器を鍛えてもらうことで、より強い武器が出来上がる。
一定量溜めることで、強力な必殺攻撃を繰り出すこともできる。
斧で、岩を破壊、鞭で向こう岸まで移動と、用途に応じて使い分ける必要も出てくる。

一方防具やアイテム類は、店で買うことに。
街には当然のようにアイテム屋が点在する他、ダンジョンの特定地点にて、ニキータという猫の道具屋さんがいる。
倍の値段で売りつけるが、セーブも可能という便利な奴でもある。(その他セーブは宿屋で可能)

他に、大砲屋(ボンボヤジ)というランディたちを遠くに飛ばす商売をする者もいる。
そして、風の太鼓を手に入れると、フラミーに乗って、世界中を巡ることができる。
あらゆる人や動物たちが、ランディたちの冒険をアシストしてくれるのだ。

また、ファンタジーRPGなるもの、魔法がつきもの。
3人は、マナの封印を解くために世界に点在する神殿に向かうのだが、その神殿で精霊と出会うたびに、新たな魔法を習得する。
精霊を呼び出して魔法を唱えるものだが、プリムは主に回復・補助系の魔法、ポポイは攻撃魔法を使用できる。
ランディも使いたがっている様子だったが、聖剣を引き抜いてしまった影響で、魔法を使ってはいけないという。
魔法は回数唱えることでレベルアップしていき、また、封印を解いたマナの数(仲間にした精霊の数)に応じてMAXのレベルがあがっていくが、後半になっていくとレベル1から上げるのがやや面倒に。
魔法攻撃は協力で、ボス戦でポポイの魔法を連発してやや大味な展開に持ち込んで倒すという戦術も時には取れてしまう。(逆に魔法が制限される序盤の方が難易度が高めかも。)

他にメニュー画面を開く際にキャラの周りにアイコンが表示されるリングコマンドが搭載。
システム周りにも気を配った作品である。(1Pでプレイすると、COMキャラが障害物に引っかかることも多々あるが)

一方で、語り草となっているのが、バグの多さ
ボス戦で撃破後に現れるはずの階段が現れない等、ボス戦にまつわるもの、マナの剣の裏ワザにまつわるもの、エンディングまでプレイすると、1度はそういった外敵に遭遇することがあっただろう。

美麗なドット絵、民族風のBGM、ゲームを構成するあらゆる要素に自慢の技術が盛り込まれた作品であった。
BGMに関しては、何度かアレンジCDが登場したりといまでも根強い人気を誇る。
ユーザーも売上150万本という数字で期待に応えた。
物語の結末、エンディング画面のBGMと相まって、なんとも感動的なシーンとなった。

だが、3以降、『マナの世界を巡る冒険』は会社が思ったような売り上げが記録できなかったという理由からか、まるで聖剣を忘れたかのような方向転換を行っている。

PSでは、元々パッと見の印象、重厚な物語のための演出(手段)に過ぎなかった「絵本のような世界」をシリーズ売り(目的)にしてしまった。
ドット絵が売りだったにも関わらず、最新ナンバリングでは3D作品のアクションアドベンチャーとして登場した。
そして、2013年、発売20周年にして、ランディ、プリム、ポポイとその仲間たちは、ソーシャルゲームになって帰ってきた!

舞台を移しながら変化を遂げるマナをめぐる冒険であるが、かつてはFFの敗者からはい上がってきた反骨心の塊のような作品だった。
その末に勝ち取った20年以上に及ぶユーザーからの熱い支持。
だが、もう一つのRPGの雄と合併し、多くのブランドを所持する勝者となった末に、ユーザーに提供しされたのは、バーチャル世界のカードゲームだった。
あの日、あの時、あの民族調の独特な音楽、かわいくも直向きなキャラクター、それに似つかわしくもない感動的な物語に琴線に触れたユーザーが、「今なら主人公のカードをもれなくプレゼント」、で果たしてどこまで納得できるのだろうか。
それでも、時を追うごとに、技術、ユーザーやマスコミの変化もあり、あの日思い描いた純然たる聖剣の伝説での勝負が難しくなった背景もそこにはある。

ただである、SFCのパッケージ、OP画面で3人が大木を眺めている絵がある。
森の絵を好む磯野宏夫氏が描いたものだったが、残念ながら2013年6月に亡くなった。
このSFCのパッケージの絵から、ユーザーにとって聖剣伝説2始まったはずである。
無論今になっては、答えは出せない問題となったが、果たして先人たちがどのような思いを以て作品を築き上げてきたか。
それがSFC卒業以降、最新技術のアピール合戦と経済の理論によって上塗りされてしまいつつある。
それを、時代の流れだからということにして片づけてしまうのは、一抹の詫びしさを感じざるをえない。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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