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153・「グランディア2」

グランディアIIグランディアII
(2002/02/21)
PlayStation2

商品詳細を見る




タイトル・グランディア2
発売年・2000
機種・DC PS2
ジャンル・RPG
メーカー・ 発売・エニックス 開発・ゲームアーツ


グランディア2は確かに、グランディアシリーズの2作目だ。

戦闘画面はそう見えるし、アイテムやシステムも、そんな感じ。
あのテーマ曲も流れているし、セーブポイントもそっくりだ。
ただ、グラフィックは3Dポリゴンでの表現、ストーリーも暗い。
そして…

前作、グランディアはセガサターン、プレイステーションで登場したものの、売り上げは期待値に比べれば低調に終わった。(SS版38万本、PS版10万本とのこと)
だが、実際に体験したものの多くは、それを絶賛している。
RPGにおける冒険という基本的ながら、当時等閑にされかけたテーマを、徹底的に追求し、当時としては、至難の業にして過去のものになりつつあった2Dドット絵と3D背景の融合を以て、忘れかけていたものを忘れられない冒険に仕上げたのだ。
ただ、当時、高セールスを記録した他の大作RPGと比較してしまうと、悪い言い方すると、ガキっぽくてダサかった。
作品としては問題ないものの、スタイリッシュでかっこいいゲームのファンが、リアルな表現が可能になったゲーム機も相まって多数派になっていた時代だった。

そうして、数年後にグランディア2が製作、ドリームキャスト、プレイステーション2で発売された。
それは、前作とは見た目以上に見違える作品となっていた。

主人公、リュードは17歳のジオハウンドの青年。
相棒の鳥であるスカイと共にあらゆる依頼を受領して生計を立てていた。
ある日、グラナス教の教会の少女、エレナをある塔に護衛することになった。
リュード護衛は成功した。
だが、儀式は失敗、エレナと共にいた教会の少女たちは死亡、エレナはヴァルマーの翼に取り込まれてしまう。
エレナを村の教会に寝かせ、外に出ると、今度はミレーニアと名乗る派手な少女がリュードに攻撃、すぐさま去ってしまう。
そして、リュードは、目の覚めたエレナをセントハイム法国に護衛することになる。
リュードはその後もロアン、獣人マレッグ、人形の少女・ティオと出会い、時には、ミレーニアとも協力しながら、ヴァルマーの討伐を行っていく。

主人公は決して、冒険者になる、というあのあどけない少年の姿ではない。
前作より、プレイヤーの年齢が上がったから、キャラも世界もそれに合わせたという理由もあったらしいが。
もしかしたら、2025年あたりに出るであろう『グランディア7』の主人公は40歳になっているのだろうか。♯それはない
冒険の舞台も他のRPGと比較しても狭く、目的もはっきりと定められすぎて窮屈。
遭遇する敵も、ガーライル軍の比ではないくらい冷酷だ。
街の人達も、容赦なく死んでいく場面も多い。
前作も、全くの無血革命ということではないだろうが、少なくとも、ことが収まれば元の鞘におさまるのであったのだが。

その代わり、今作の主要人物は、心に闇や悩みを抱えている。
妙に明るく振る舞うリュードは、兄・メルフィスと敵対することで悩む。
悪魔でありながら、悪魔になりきれないミレーニア。
闇の末裔であるロアンは、過去のことで悩む。
自動人形のティオには、人の心がわからない。
そして、エレナの主体性のあるのかないのかわからない(度々グラナスが…と繰り返す)言動には呆れさせられた。

さて、ゲームの部分。
矢印でのワールドマップの移動、シンボルエンカウント、コンパスでの行先表示と、このあたりは、前作を踏まえている。

敵、味方が各所に入り乱れた戦闘、コンボ、クリティカル(キャンセル可能)、行動ゲージ(IPゲージ・イニシアティブゲージ)でのコマンド入力、これも前作を踏襲している。
敵のコンボを、リュード達のキャンセルで阻止することも可能だ。

一方、マナエッグ、技のレベルについては変更された。
戦闘終了後には経験値、お金の他、特技ポイント、魔術ポイントも得られる。
旅の途中で得られるスキルブックでは、記載されているステータスアップや特殊効果のスキルを2つのポイントを使って効果を発揮させる。
記載されている効果をリュード達が特定数装備して、効果を発揮させる。
マナエッグは、魔術ポイントを使って、記載されている魔法のレベルアップを図る。
そして、マナエッグを装備することで、その魔法が使用できる。(1個だけ誰が装備してもいい)

また、2つのポイントは、キャラ特有の技の取得、レベルアップにも使われる。
強力な必殺技ももちろんだが、各キャラは、キャンセル付加の技を早い段階で習得できる故に、それらをどう使うかが、戦闘でのポイントになる。

結果、難易度はやや低めだが、(具体的にはヴァルマーの目あたり)一部の敵では、キャンセルを連発されるなんてこともあるので、どう敵の攻撃を潰すかがポイントになってくるだろう。(キャンセルがきかない敵はいない。)

と、物語部分に比べると、手堅い進化となったゲーム部分だが、完成度は高く、純粋に遊べるシステムだ。
技や魔法のレベルアップは、詠唱時間の短縮につながるが、改めて、素早さ、スピードの重要性を思い知らされるゲームである。

ただ、その数年前、1作目のグランディア経験者達が数多のRPGからグランディアを手にとったのはどんな動機があったからだろうか。
RPGの魅力の一つは、家に居ながら冒険の気分が味わえること。
そして、グランディアは冒険ごっこから、本当の冒険へ。
それは、勇者である青年の冒険者が、最初から大ボスを討伐するというための冒険ではなく、冒険者になることが目的のRPGだった。
だから、お軽いキャラがいても自然に受け入れられたし、冒険自体にハプニングがあっても、出会いや別れがあっても、冒険に危険はつきものと受け入れることができた。(最終的には大ボス討伐の旅になるのだが)

だが、今作のコンセプトは、冒険ではなく、やや大人向けなクールな内容だ。
故にキャラクターも下手に陽気なキャラや技が、かえってシリアスな話の妨げになってしまい、所々で訪れるハプニングもだいたい予測ができてしまう。
リュードは設定上では最初から強い仕事人。
エレナの言動、行動はとても共感しがたいもの。
それでも、前作の陽気な冒険活劇の為に用意された土壌(村、町、ダンジョンの雰囲気、脇キャラのノリ、戦闘システム、フィールドのコンパス等)に、陽気な冒険活劇の舞台ではなく、ほぼ対極なクールな内容を乗っけてしまった。
それがいまいち一つになりきれない、微妙な空間を生み出してしまったのではないか。

まがりにも、1作目はもっと売れてほしいと思われている程の名『作品』。
もし、1作目が90年代後半を代表する『商品』となっていたら。
グランディア2の路線の方向転換は、実はユーザーの選択ではなかっただろうか。

お勧め度 10/20
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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