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206・「CLANNAD(クラナド)」

CLANNAD -クラナド-CLANNAD -クラナド-
(2006/02/23)
PlayStation2

商品詳細を見る



タイトル・CLANNAD(クラナド)
発売年・2004(PC)
機種・PC、PS2、PS3、PSP、XBOX360
ジャンル・ADV
メーカー・Key



やや問題児な主人公・高校3年生の岡崎朋也
親との関係も悪く、無気力な生活を送る彼はある日の登校中のこと、学校前の坂道を前にして、一人の女子高生を見かける。


「この学校は好きですか?」


古河渚、高校3年生。
実は、一年留年している。
彼女との出会いが彼の高校生活最後の1年を変えていく…。

一方、高校生活の合間に幻想世界なるものが、度々挿入される。
少女とがらくたのロボットが存在するほか、大自然が眼下に広がる世界。
果たしてその世界が意味するものとは…。


CLANNAD(クラナド)はそんな導入部分からスタートする恋愛系アドベンチャーゲーム。
メインヒロインとなる古河渚は、体が弱く、その影響で1年留年している。
そんな彼女は、演劇部を作りたがっている。
朋也、そして、朋也の悪友である、春原陽平と協力して演劇部を作り上げ、学園祭に向け奮闘する。
因みに、彼女の好きな歌は、「だんご大家族」。
だんごっ、だんごっ・・・。
事あるごとに、こんなフレーズを口ずさむ。

学園内ではその他、様々な出会いがある。
藤林杏、藤林涼の双子の姉妹。
涼は、朋也のクラスの委員長、一方、杏は、去年の朋也のクラスの委員長、さばさばとした性格で、校則違反であるバイク通学もたまにする。
1年生の伊吹風子は、木彫りのヒトデをプレゼントしている。
しかし、学園の生徒たちは…幽霊呼ばわりしているのだが…。
坂上智代は、転校生の2年生、彼女はケンカがやたら強く、ある事情で生徒会長になろうとする。
一ノ瀬ことみは、学年トップクラスのい学力の持ち主、図書館によくいるが、本を見ると、なぜか、あるページを切り取ることをする。

他、資料室によくいる、宮沢有紀寧、実は意外な人物と仲がよかったり。
高校の寮母、相良美佐枝は、学生の悩みを聞いている。
幸村俊夫は、定年退職間近のベテラン教師、昔はバリバリの熱血教師も、今は穏やか。
古河渚の家は、パン屋を経営、その両親、不良のような渚の父・古河秋生、見た目よりもやたら若く見える妻の古河早苗
そんなパン屋に度々訪れるのが、伊吹公子、元学校の先生。
その学校で電気工として働いている芳野佑介、実は元ミュージシャンだったが…。
同様に、その学校の近くで遭遇する柊勝平、なぜかアルバイトが長く続かない。
悪友である春原陽平は、まさに悪友、たびたび悲惨な目に合わされるが、朋也とはなんだかんだで大切な同士。
その陽平には、妹の芽衣もいる。
そして、朋也の父親、岡崎直幸
息子・朋也に暴力を振るってから、息子に向かって遠まわしに呼んだりしている。
朋也は、そんな父親を執拗に嫌っている。

そんな面々を交えて主人公は学園とその周辺の人たちとの関係を築いていき、攻略をしていく。
ただし、ここでいう攻略というのは、単にヒロインキャラと結ばれるということでなく、悩みを解決、幸せにする、ということを指す。
神勝平であれば、アルバイトが長続きしない意味を探求したり、幸村俊夫であれば、幸せな退職をさせて、学校を送り出す等。

すると・・・その人物から光の玉なるものをもらうことができる。
これこそが、攻略の印。
この光の玉を一定数集めると、アフターストーリーに突入する。
主人公の高校生活を描いたのが学園編と言うならば、アフターストーリーというのは、朋也の高校卒業後の様子が描かれる。
学園編は恋愛アドベンチャー風に進むが、アフターストーリーともなれば、朋也は、ある人物と時を共にし、給料をもらう立場となる。
恋愛だけでなく、実生活の苦労も克明に描かれる、これもまたファンの間で言われる「クラナドは人生」と言われる一つの理由なのだろうか。(実際は少し違うでしょうが、それでも、この話を進めると合点がいく部分もある、だからこそ、定着したのだろうか。)
そのアフターストーリーに進んで、そこでの光の玉をさらに集めて、すべての光の玉を所持している状態で、ある場面を迎えることで、クラナドのトゥルーエンドを迎えることができる。
そして、度々挿入された幻想世界、その意味もおぼろげながら明らかとなる。
これまでの自身の苦労を乗り越えた先、今作のテーマ人との絆、たびたび出てきた大家族の意味。
この意味を理解できたとき、クラナドの壮大なる感動の光に包まれることになる。


一方で、ゲーム面では、なかなか厳しいものだった。
ネタバレしない程度にいうと、最初(あるキャラを攻略する前に)にメインヒロイン格のキャラを攻略してしまうと、光の玉に関するイベントがみられなくなる。
そんな感じで、○○を攻略する前に○○の攻略が必須だったりする。
他にも○○と結ばれるために、別キャラと攻略寸前までいくといったノーヒントで厳しい。
光の玉の数で(具体的にそういうことを言われず、気づきにくいだろう)ルートが変わるケースもあり、ノーヒントでのオールクリアは困難を極める。
もっともコマンド選択制のアドベンチャーゲームとなれば、上から選べばいずれクリアというパターンになりがち。
そのパターンを切り崩す意味もあったのだろうか、アフターストーリーを視野に入れると、やややりすぎな部分もあった。
選択肢にしても、結構微妙なラインのものもあり、チームに誘ったキャラ、スポーツでの行動(要は、その後の状況が読みにくい選択肢)でルートが決まることもある。
アフターストーリーでは、学園編のある話の後日談となるが、特定キャラがほとんど出番なくなってしまっていて、寂しい部分もあった。(単にお気に入りになったキャラがあまり出ないだけという説もあるが・汗)

因みに、学園編とアフターストーリー、既読スキップ機能なども加味すると、ゲームの長さ(正確な時間は図れませんでした)を比べれば、ほぼ5分5分で学園編が前半戦、アフターストーリーが後半戦的な存在である。
隠し要素みたいな存在であるが、このアフターストーリー、結構長く、むしろこっちが本編ではないのだろうかと思うほど。

今作では、幻想世界もさることながら、学園編、アフターストーリーと度々超常現象的な描写も描かれている。(主に美佐江、風子、その他某場面で顕著)
現実世界をモチーフにしたアドベンチャーゲームなだけに、この部分にも賛否もあるかもしれない。
ただ、文学の世界、国語の教科書で扱われる教材でも使われる手法、ゲームもまたそれぞれのテーマの表現の媒体と思えば、この手法も味わい深い。

身近な存在の涼との想いに揺れる杏、幽霊と言われながら木のヒトデを配る風子。
浮世離れした言動、行動に隠された普通ではない事情を抱える、ことみ。(個別ルートではこれが結構お勧め)
生徒会長になりたい智代の理由、そして、渚の演劇にだんご大家族。
それ以外のサブキャラ達の裏のエピソードも、なかなか一般社会でもありそうな、でも見過ごされそうな悩みを抱え、それらを解いていく朋也…。
そして、最後にある、幻想世界を交えた大団円。
たどり着く方法の難易度の高さ(というより理不尽さに近いが)が惜しまれるが、人間の奥深い心理を突いた描写は個別ルートと、奥底の大いなるテーマ。
ADVのストーリーとしての醍醐味は十二分に堪能できるはずである。

目抜き通りのシャッター街、焼畑と言われようとも建築される郊外の大型ショッピングモールに象徴されるように、町というものは開発されては役目も移り変わる。
ご近所トラブル等だけでなく、近年は、日本国内で餓死を遂げる人も出てくるなど、町の人のつながりも年々希薄になっている。
本来、協力しあうことで乱世を生き抜いてきた民族。
スポーツの団体競技で熱狂するのももちろん、皆で協力して町の、ひいては、国の1つの問題を解決してこその絆ではないだろうか。
人との絆を再確認する機会は、あらゆる場面に転がっている。
そこにたどり着くには奇しくも、ゲーム的にも、現実世界としても難しい部分もあったものの、それを本物にしてくれる人物は、案外ゲームの人物かもしれない。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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