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214・「テイルズオブファンタジア」

テイルズ オブ ファンタジアテイルズ オブ ファンタジア
(1995/12/15)
Super Nintendo

商品詳細を見る


テイルズ オブ ファンタジアテイルズ オブ ファンタジア
(1998/12/23)
PlayStation

商品詳細を見る



タイトル・テイルズオブファンタジア
発売年・1995
機種・SFC PS GBA PSP等
ジャンル・RPG
メーカー・発売・ナムコ   開発・ウルフチーム等



すでに32ビット次世代到来と言われた時代にSFCで登場した「テイルズオブファンタジア」。
SFCというロムカートリッジでありながら、主題歌が流れ、戦闘シーンでは、格闘アクションを取り入れたシステムにしゃべる主人公たち。
そして、時を経て、多数のシリーズが登場し続ける人気シリーズとなりあがった。

もっとも、テイルズオブファンタジアのSFC版、PS版、そしてその間に登場した2作目のデスティニー(PS)を取り巻く評価、環境は、それぞれ当時のゲーム業界を象徴していた。

SFC版当初は、前述通り、各次世代機では、RPG作品もさることながら、格闘ゲームやアクション等他ジャンルに注目が集まりつつあった時代、まだソフト、ハード共々勝利を手繰り寄せる決定的なRPGを模索している状況だった。
一方SFCでは、同月に、かの国民的RPGの6度目の降臨等もあり、SFCテイルズにとっては、前門の虎後門の狼状態。
故にそのクオリティに関わらず、出荷本数も少なめで知る人ぞ知る作品であった。
それでも、そのクオリティを目撃したゲーム関係者の目にまるでスカウトの目のように留まり、一級河川の下流の流れのようなロングヒットを続けた。
その後、地道なロングヒット作品の続編と各メディアで脚色されながら雑誌で掲載され、2作目のテイルズオブデスティニーが登場した。
1997年の年末、主題歌もミリオンヒットアーティストが起用されたその歌は、名探偵コナンあたりのCMで聞いた人も多いだろう。
そのプラットフォームは、同年初頭から始まった大型RPG作品の任天堂機器からの大型移籍ラッシュを受け入れ得たPS。
今回、詳細な評価は別にするものの、内的、外的両面のエレメントが結びつき、2度目のテイルズは、初回より購買へと駆り立てるトリガーが格段に増えた。
そうして、1998年の年末にPS版で「テイルズ・オブ・ファンタジア」の移植、リメイクが実現。
デスティニーのヒットがあり、「じゃあ前作ってどんなのだったのだろう。」とファンは時めかされ、もはや鳴り物入りでの発売となった。

さて、そんなテイルズオブファンタジアの世間的によく言われる魅力というのは…

主題歌がある。
アクション、格闘ゲーム要素を取り入れた戦闘。
その戦闘でキャラクターがしゃべる。
勧善懲悪とは言い切れないストーリー展開+キャラクター構成。
隠しダンジョン等のやり込み要素。

まだまだあるだろうが、大方、上記の事項がチャームポイントということに異論ないだろう。
しかし、他の機種を見渡せば、主題歌、声優付きのゲーム、RPGはすでユーザーの眼前に登場しており、人の心の奥底を突いたストーリーが売りのRPGも少数派ながら存在していた。
もっともそれらは、機種自体が敷居が高い、アクが強い、雰囲気が暗い、ケバイ、ダサイ、と理由の濃淡あれど、敬遠され続け、マイナーな作品となっていた。
やり込み要素については、他のメジャーRPGでも取り入れていた要素。
RPGの戦闘にアクションがほしい、ということであれば、そもそもアクションRPGというものが、暴れ川の勢いで出荷されているはずであるはず。

新しい遊びを、これまでにないエンターテインメントを!、そんな思いを葉書やメールにぶつけて制作者サイドに送りつける一方で、心の奥底に潜むもう一人の自分という者は、やはり手堅い安定性を求めてしまうものなのだ。

さらに詳しいところを注視しよう。

電源を入れると、(機種によってはあるなしがあるが。)「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ。」という意味深な音声が流れた後、主題歌が流れる。
夢は終わらない~零れ落ちる時の雫~、歌は、吉田由香里(SFC、GBA)、あるいは、よーみ(PS、PSP)。
80、90年代のアニメソングのような明るい曲調である。
先ほど他機種では主題歌が…と書いたものの、これを全盛期の最終コーナーに差し掛かっていたSFCで実現させたことに意味があるのだろう。
ハードの限界に挑戦する前に、新ハードが登場し、話題を根こそぎ持って行かれてしまうのだから。

その後、さらにプロローグが流れ、そしてストーリーがスタート。
ファンタジアの主人公は剣士の少年・クレス・アルベイン、RPG的に言えば、比較的ステレオタイプなヒーロー像である。
友人の弓使い・チェスターと共に森に行っていたが、その際、村が襲われた。
クレスは、その後、法術士の少女ミント・アドネードとも出会う。
そして、あることがきっかけで、クレスとミントは(チェスターを残して)過去の世界に行くことになった。(少年は時を越えると表されていたが、どちらかといえば、時を越えさせられた感が強い。)
その過去の世界で、召喚士のクラース、ハーフエルフの魔法使いの女性アーチェと出会い、敵の討伐の旅を行う。
そして、その世界での魔を討伐した一行は、現代に戻ったのだが・・・。
リメイク版では、上記5人に加え、藤林すずというくノ一の少女が追加キャラクターとして登場する。(仲間に加えなくてもクリア可能、加え結構な手順を踏む必要あり)

さて、そこで戦闘シーンを見てみると。
今作はコマンド型の戦闘ではなく、リニアモーションバトルというリアルタイムで、敵との戦いが繰り広げられる。
ランダムエンカウントで戦闘に入るのだが、2頭身キャラのパーティキャラ(1戦闘で最大4人まで)が1ライン上に並び、画面上の敵を倒せば戦闘終了。
とはいえ、Aボタン、あるいは、○ボタンをひたすら押せば、キャラが走り出し、敵に向かって攻撃、いったん後退してまた走って攻撃という感じで、複雑な操作は基本的にない。
あとは、十字ボタンを押しながら突き攻撃、防御、そして必殺技も出せるようになる。
パーティ構成は、近距離系のキャラは基本的にクレス一人で後は後方で魔法やサポートを行うキャラという作り。
特別な事情がない限りはクレスを操作することになりそうで、その際、他キャラはAIが、魔法発動含めて操作してくれる。
AI操作以外にも他キャラに魔法を使ってほしいときに魔法の指示をだし、一定時間詠唱した後に、魔法発動するというもの(アイテムも同様)
アクション要素を取り入れるにしても、調整がうまく出来なければ難易度だけが高いいびつなゲームとなってしまう。
ゲームセンターでもアクションや格闘ゲームの過渡期となってた時代、ユーザーの警戒心もより強くなっていった。
それを想うと、実は必勝パターンが存在、別の行動が暴発してしまう等の課題はあれど、今作はアクションが苦手でも手軽に白熱した戦闘を直に味わせるシステムが出来上がっている。
加え、必殺技や魔法をしゃべるなど戦いの臨場感はアップ、SFC屈指の演出である。
敵も魔法や技を使うこともあり、如何に奥にいる魔法使いの攻撃をつぶすか、空を飛ぶ敵にはやはり魔法攻撃か、ある程度の戦略をねってのプレーとなるが、そのあたりは敵の種類や配置で大体のプレーパターンは決まってしまうかもしれない。

ダンジョン構成は広めな傾向にあり、エンカウント率は高くはないが、ダンジョンの隅々を行動して、ボタンを押したりという仕掛けがあったりということで、戦闘回数はかさんでしまうかもしれない。
その点で仕掛けの難易度自体が高いわけでないが、面倒な部分も多くなっている。(尚、戦闘の難易度はSFCが高めでPS以降は抑えられたという話)
逃げる際には、画面端に移動し、数秒画面外に十字キーを押しこむことで、全員が逃げ出すことが出来るというもの。
基本的に主人公キャラが左、敵が右に配置されるが、たまに、逆もあったり、挟み撃ちのような陣形になることもある。

ストーリー面では、結構ハードな導入部分から始まり、各時代を巡るクレス達。
ハーフエルフ等との別種族との交流に時間移動の要素。
そして、討伐すべき敵の戦う理由とは…。
この部分に関しては、正直すでに他のゲームでも一歩踏み込んで描かれたものも少なくないのですね。
やはり、村人を襲ったという導入部分だったわけだし。
ただ、パッケージ、ゲームグラフィックが王道で極めて健康的な印象を受ける今作において、やはり見た目のインパクトというのは大事なのだろう。
人の心を抉るタイプのストーリーは、そのドロドロとした性質からか、外見までも陰湿な印象のあるものになりがちでしたし。

豊富なサブイベントや隠しダンジョン等、楽しめる寄り道要素も搭載され、プレイヤーそれぞれで楽しめる部分も多く、話だけでなく、思いっきり遊べるゲームでもあった。
他、PSでは、フェイスチャット等(キャラ同士がフィールド画面で雑談)演出も強化。
SFCとGBを併せ持ったGBA版や、フルボイス、キャラが3頭身となったPSP版も登場した。

アクションRPGというものでないにしても味わえるアクションの楽しさ。
ストーリーとキャラの構成と、そういった絶妙なさじ加減やバランスの光る作品で、各産地からの材料を調理して1品の皿に見事な盛り付けを行った、そんな感のある作品。
リニアモーションバトルも、ほぼコマンド型RPGで楽しめるお手軽さで、結果的に強烈でカルトな売りを持するよりも、寧ろ王道を行く万人向けで堅実なRPGとなった。
それは、発売してこの先、製作者がライトユーザーを意識して製作しだす時代に突入するにあたって大きなことだった。
だからこそ、単にCMで見た、有名な人がかかわっているからということだけでなく、CMで放送されなかった、馴染みのない人でも楽しめるゲームが作れる、そういったことも思い出しながら、ゲームを選別してほしいところです。
その上で、テイルズオブシリーズを最終選考の末に選べたらな、より、あらゆるゲームや遊びを楽しめるのではないだろうか。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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