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216・「大神」

大神(OKAMI)大神(OKAMI)
(2006/04/20)
PlayStation2

商品詳細を見る



タイトル・大神(おおかみ)
発売年・2006
機種・PS2 Wii PS3
ジャンル・アクションアドベンチャー
メーカー・発売・カプコン   開発・クローバースタジオ(PS2)




日本に生まれてよかったー。
とは大げさか、でも、今作は日本古来の良さを思う存分楽しむことはできるかもしれない。
実際の昔話の世界で描かれる優雅で古風な日本はあくまで思い出補正がかかり放題な理想郷で、実際は、武士ら上流階級に迫害される、疫病が蔓延したりと、命の安全の保障も無いサバイバル王国なジパングというものだったのですが。

さて、今回紹介するのは、そんな古典の日本国を舞台にした大神(おおかみ)。
主人公であるのは、アマテラス、という白狼。
ややとぼけた感じの狼だが、いざ、戦う時は勇ましい野獣と化す。
アマテラスは、イッスンという小さな生意気な少年と共に荒廃したヤマトの国を復活させる旅に出向くことになる。
イッスンは、アマテラスの鼻の上で跳ねており、人間の言葉を喋れないアマテラスの代弁役としてアドバイスや他の人物との会話を行う。

一寸法師をモチーフにしたイッスンをはじめ、イザナギ、ヒミコ、ヤマタノオロチ等古来の日本の人物をモチーフにした登場人物が各所に登場してくる。
もっとも、○ボタンを押して…等随所にメタ発言をいいまくるのではあるのですが。

日本古来の水墨画のような3Dエリアを縦横無尽にアマテラスが動き回るこの大神。
道中は、後述する筆しらべ、アクション操作を駆使して謎を解き明かしながら進むアクションアドベンチャーで、フィールド上の敵アイコンに触れると円状の舞台に妖怪とのバトルが繰り広げられる。

アマテラスが走る、ジャンプして着地すると、周囲に草花が一瞬生え、頭突きして進むと、葉っぱ、紅葉が出るなど、水墨画風の世界観の演出方法と、画像の美麗さは芸術品レベル。
なにより、特定エリアが復活し、大地の息吹が戻るシーンは、圧巻の復活劇を見せてくれる。
普段の演出でも水墨画風にふさわしい色合いを見せてくれる。
走っているだけでも美しい世界がそこにあるのだ。

今作の大きな特徴となるのは「筆しらべ」。
Rボタン(PS2版)で画面を止めると、画面上の時間が止まり、画面が紙で描かれた筆絵のように変わり、さらに絵に特定のマークを筆で描くと・・・。
例えば、空に○を描くと、太陽が出て、昼になる。
一本の線を引くと、刀のように斬ることができ、木や敵を切ったりできる。
水面に○を描くと、蓮が現れ、水面を渡ることが出来る。
画面を紙状にした時に、筆を置くと、その部分から気泡のような物体が現れ、その部分から筆しらべの線を描くと、その筆しらべが成功しやすいだろう。
筆しらべは、戦闘でも使うことができ、風を起こすことで、火を消す等、戦闘でも優位に進めることができる。
ボス戦では、パッと見で攻略はわかり辛いときもあり、筆しらべを一通り使ってみて、攻略方法を見つけることになっていく。
無論、最初からすべての筆しらべは使えず、冒険の目的の一つに、筆しらべをすべて取り戻すというものも存在するが、特に手に入れたばかりの筆はそのダンジョンで多用する傾向にある。

そんなダンジョン内では、アクション、筆しらべを駆使して、奥に進んでいく。
他、特定ポイントでの戦闘も存在する。
謎解き自体は、時にイッスンが答えらしきこともいうこともあって、難しいものはあまりないが、一部、カメラアングルの関係でわかり辛い(筆しらべの発火点となるオブジェクトが移り辛い)等もある。
行き止まりみたいなところに来たら、色々な角度から物事を見ていきたいところ。

筆しらべの他、アマテラスは、鏡、剣、勾玉(3種の神器)の3種類の武器のいずれかを装備して妖怪と戦う。
鏡は、勾玉は、遠距離での連続攻撃ができる等の特徴はあるものの、終わってみれば大きな差はなく、攻撃できるときは、ひたすら敵に攻撃を打ち込むということになりそう。
ボス戦も、攻撃は逃げ回って、チャンスをうかがって、筆しらべ成功した後に攻撃を打ち込むという戦法が主になってくる。

他に重要なことと言えば、フィールド上では、度々「」というものを手に入れることになる。(幸玉)
RPGでいう経験値のようなもので、特定エリアの敵を倒す、筆しらべで土地を浄化、草花を成長させる、動物にエサを上げる等すると、貰うことができ、特定数溜めると、体力、筆しらべの回数制限、財布(最大所持金銭アップ)、異袋(食べ物を食べて、たまると、倒れた時復活できる)のいずれかをアップできる。
お金は比較的たまりやすく、異袋は、戦闘部分の難易度の低さも相まって活用することは少ないかもしれない。

フィールド上では、淀んだ土地の他、困っている人がいるなど、サブクエストが随所に点在しており、積極的に利用したい。
また、随所にツボなども落ちており、そこにお金や食べ物、回復アイテム等も落ちている。
アマテラスは、筆しらべの他、頭突き等の技強化(道場)、世界で100個落ちているという「はぐれ珠」集め。(但し1個はゲームクリア時に手に入る。)
動物の餌付け、各所の隠しエリアの存在等、やりこみ要素も多い。(海岸沿いのフィールドでは、海の向こうにいくつもの(行く必要のない)島があり、そのたびに隠しエリアやイベントがある。)

一方で、ゲーム中にはいくつかミニゲーム(横スクロールで筆しらべで誘導して温泉を掘り当てる等)の難易度が結構高い。
もし、今作の純粋なゲーム部分の難易度が低いためのアクセントとしての挿入であれば、残念な部分であった。

さて、アマテラスは大和の国を縦横無尽に駆け巡りながら、ストーリーを展開していくが、終盤では、純和風だけでない、SFチックな世界観も展開されてしまう。(この辺りは、人によっての意見が分かれるところでしょうが。なかなか水墨画でSFのストーリーを展開というのも見られないかもしれないし。)
元々筆しらべがSFチックな要素もありかもしれないけど。
ただ、冒頭で重要な登場キャラであるヤマタノオロチがだんだんぞんざいな扱いになっていったかもしれない。
ヤマタノオロチのとの戦いの演出自体は素晴らしいのですがね、いくつもの首が同時に激しい攻撃を仕掛けるさまは、まさに激闘自体を描いたような演出があるのですが。
それに、とぼけた感じの狼であるアマテラスが、世界を背負って戦うという展開は、見ていても、燃えたぎるものはある。

かつて、水墨画を大成して芸術品に仕立て上げた時代があったように、今は、一つのテレビの画面に芸術品を作り上げる時代。
ゲームが室町時代の水墨画に並ぶ芸術品として、500年後の教室にて教師が子供たちに教えることは無いでしょうが、音厳禁の美術館だけでない家庭で日本古来の芸術品の世界観を楽しむ意味では、貴重な機会かもしれないし、日本古来の伝承を知る機会を与えられるという意味でもいい体験になるかもしれない。
やや大げさな表現かもしれないが、ゲームの存在は、うまく付き合うことが出来れば、決して他の芸術品に引けを取らないものがあるはず。

もっともどんなに大きな紙があっても、それだけでは、ゲーム1作品は作ることはできないし、選択と集中が求められる。
良質な1品は効率化の元に淘汰されない現代日本を、この先500年後の教室の為にも求めていきたい。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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