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241・「メタルマックス」

メタルマックスメタルマックス
(1991/05/24)
FAMILY COMPUTER

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タイトル・メタルマックス
発売年・1991
機種・FC等
ジャンル・RPG
メーカー・発売・メタルマックス  開発・クレアテック




ファンタジー世界の強者の象徴としてあらゆる小説、アニメ、漫画、そしてゲームで、主人公の最後の壁として立ちはだかる竜。
そんな架空の生物最高峰の強さを誇る生き物を、「50ゴールド渡すから何とかしろやコラァ(誇張表現あり)。」と言われて、討伐の旅に出かける勇者たち。

しかし、そんな背中を見せないのに哀愁漂う勇者に感化されたのか。(実際は違うだろうが)
当時、全国の少年少女ゲーマーたちは、算数の授業もそこそこに、宿題のドリルも忘れつつ、来る日も来る日もドラゴン退治に明け暮れた夕焼け小焼けのあの時の毎日を送ったのでした。

そして、そんな勇者に追随した多くのゲームメーカー。
各社、RPGの強敵と言えば、ドラゴンというというツーカーがすっかり定着。
竜は、重要な局面には、雨雨竜雨竜、のように、重要な局面での戦いに駆り出されるのでありました。

が、そんなマンネリズム真っ只中なゲーマーの毎日に、光を照らす抵抗勢力もいた。


「竜退治はもうあきた。」


ある時はのび太退治、またある時は映画版の悪役退治でお馴染みのジャイアンの声で呼びかけたあの時、戦車と人間のRPG「メタルマックス」の発売が全国の小さな勇者たちに宣言された。

油のにおいが漂ってきそうなメカが発達し、反対に、やや自然が荒廃した世界観。
そこには、魔法や剣等はない。
銃や爆薬で敵を討伐、回復手段の大半はカプセルやドリンク等のアイテム。
主人公の目的はモンスターハンターとして各地の旅を謳歌する、それだけ、各地の困りごとも主人公の旅においてたまたま遭遇しただけのこと。
そして、なにより、主人公たちが、戦車に乗って戦う。
生身の人間が、サイボーグ化されたペットどもと銃撃戦を繰り広げるだけでなく、思い思いにカスタマイズした戦車に乗って、武装した硬い動植物を砲撃して倒す。
世界史モチーフとは逆の近未来モチーフのRPGが1991年に堂々と登場したのだ。


そんな竜退治をしないRPGを、発売したメーカーといえば、データイースト
変なゲームは任せろといわんばかりのメーカーだ。
メタボおっさんの神の僕(カルノフ)を主人公にしたゲームを発売。
あるゲームのバレタカゲロゲロは一部のゲーマーの語り草。
超人・チェルノブの戦記譚を発売しようと思いきや、発売直前にチェルノブイリ原発事故が発生するという悪運も追い風となり、データイーストは「変なゲームはまかせろ」なメーカーとして知られてしまいました。
が、この新機軸RPG、少し方向を正せば、素晴らしいゲームを作ってくれるはず。
期待せずにはいられない。


デフォルトネームも無い主人公の男は、ねえちゃん、とうちゃんと一つ屋根の下で暮らしてました。
主人公の男はとうちゃんに、モンスターハンターになりたいと、お願いするも、とうちゃんの逆鱗に触れ、家を摘み出されてしまいます。
それでも、家ではねえさんが泊めてくれます。
一方、悪態をつき続ける、とうちゃんが、外にいます。
そんなとうちゃんも心配なのか、戦車の修理など主人公の手助けもそこそこにします。


モンスターハンターになりたがっている主人公の眼前に広がるのはスライムやゴーレムが闊歩する剣と魔法と薬草の世界…ではなく、戦闘機やタンク、そして、機械銃と動物が融合した雑魚が蔓延る銃と砲台とカプセルの世界。
そして、点在する街には、人間用の武器防具、アイテムだけでなく、戦車用の武器、アイテム、装甲タイルパックも売っている。
主人公の街にいるドクターミンチは、死体を蘇らせることもできる、HP0になったら死体をここへ。
そして、その街にて主人公たちは、人間用の装備と、戦車用の装備を買い揃えることになる。
戦車の異常も主に街で直すことになる。

ただ、最初の戦車があるのは、主人公の棲む街の近くにある洞窟というダンジョン内。
まず、主人公一人でダンジョンに潜入し、メタルマックス流サバイバル術を覚え、最深部にて、戦車が手に入る。

主砲(弾数制限あり)、副砲(弾数制限なし)、S-E、Cユニット、特殊砲弾(アイテムとして使う)、そしてエンジン。
初期状態で使えない個所もあるが、まずは、戦車を手に入れて、より強い敵との戦いも可能になってくる。
戦車は、基本的に街やダンジョン内にも入ることができる、こともあれば、一部、侵入不可のダンジョンなども存在する。
戦車は、フィールド、ダンジョン、街等たいてい乗り降り可能、ただ、戦車を置きっぱなしにしたまま遠くにいった時に、後々で戦車の場所がわかり辛くなってしまう。

また、人間でいうHPを、戦車では装甲タイル数で現される。
装甲タイル(及び、その他の戦車用武器)は、重さがあり、重量オーバーすると、移動ができなくなる。(その場合はタイルをはがす。)
戦車の場合、タイルが全部はがれても、以降使用不能…とはならぬも、各部位(主砲等)が破壊される可能性が発生。
部位によっては、攻撃が不可、そして移動が不可、なんてことも出てくる。
アイテムで修理、別の戦車に乗って、けん引する等で乗り切っていく。
戦車は全部で8体、どうしても最後に手に入る戦車が強くなるのは仕方ない。(最初の戦車は乗り捨てがち)

戦車には、初期状況で主砲が使えない種類のもある、また、防御力がが低い等欠点もある。
そこで、改造屋に頼み、穴をあける(副砲等が装備可能に)、防御力を上げる(戦車の重量制限を犠牲にする)等で戦車をカスタマイズする。
特に、雑魚キャラは、かなり防御力が高い種類のも頻繁に登場するので、戦車の火力が重要になる。

さて、戦車のカスタマイズ、そして、装備品を買い揃えるには、当然お金がかかる。
雑魚との戦闘でも経験値、お金は入るが、それだけではお金はたまりにくい。
従来は新しい街の度に、銅の盾、鋼の剣を買えば、なんとか次のダンジョンは大丈夫なのだが、今作は迷彩服、ショットガン等の人間用の装備に加え、戦車の装備資金も用意しなければいけない。
そこで、お尋ね者を討伐することになる。

酒場等で情報を聞き、またポスターにも張り出されているお尋ね者、いわゆるボスキャラを討伐して金を手に入れる。
お尋ね者は、雑魚と同様にランダムエンカウントで遭遇するものが多い。
しかし、そこで流れるボス戦の音楽がファミコン屈指の名曲、後に「お尋ね者のテーマ」と言われる名盤だ。
倒した後は報告しに行くと、ポスター通りのお金を受け取れる。

さて、主人公は後で、メカニック(男・戦車の運転等の技術がある)、ソルジャー(女・戦車より肉弾戦が得意)の計3名でパーティを組んで世界を放浪する。(2人の名前は、主人公の名前しだいで変化する…らしい)
その道筋はフリー、実は、このゲームのエンディング条件は、「いんたい」すること。
とうちゃんに、いんたいを報告するとエンディングが始まるのだ。
ただ、ゲームを進めると実質的なラスボスも登場する。
ラスボスを倒した後もゲームは進み、いんたいを報告すれば、いわばベストエンディングということだろう。

道中は、所々でかなり厳しいポイントがあり、たとえば、フィールド上で砲撃するボスがいて、ボス到着時には、タイルがわずかになってしまう、ということもある。
装甲タイルパックや、鉄甲弾等の特殊砲弾の使い方がポイントになってくる。
ラスボスへの道のりは、原則的には、数ポイントほどあるが、それ以外は行かなくてもいいダンジョンが多数。
ただ、そういう場所は、強力アイテムや賞金首、新しい戦車が眠っていることもあり、そうそう見過ごせないだろう。

その他、カエルレースでの賭け事、戦車のレンタル等、やれることは多い戦車と人間のRPG。
人間に加え、戦車のことを考えなければならない(大破した時の移動方法、金銭面等)ため、使いこなすのはやや面倒な作業も出てきてしまうのだが。

実は、三国志をモチーフにしたRPG等、1991年時点では竜退治はしないRPGはいくつかあった。
ただし、近未来的な世界で、戦車と共に自分なりの放浪記を綴る今作。
RPGの戦闘に戦車と取り入れ、その自然の荒廃した世界で繰り広げられたぶっきらぼうな人間共の物語は、多くのゲーマーに新鮮味を与えた。
竜が居なくても、ロープレは楽しめることを証明して見せた。
それでも、悪役不明のままスタートするゲームストーリー、街を戦車で移動させる、動物がバズーカ装備して人間を襲うのだから、やっぱりへんなゲームだったかもしれない。

周知のとおり、発売元のデータイーストはその後、倒産。
しかし、現在、メタルマックスシリーズは、DS等でその道を辿り続けている。
そして、米軍基地やオスプレイ等で、軍用機器はなにかと注目される世の中。
ゲームの多様化が進み、竜退治に飽きた大作RPGも多くなったが、メタルマックスはもう飽きた、とはなかなか言わせてくれないものだ。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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