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250・「妖怪ウォッチ」





タイトル・妖怪ウォッチ
発売年・2013
機種・3DS
ジャンル・RPG
メーカー・レベルファイブ



もしかしたら、生活が妖怪に乗っ取られた人も少なくないだろう。
妖怪ウォッチ、3DSのゲームだけでなく、漫画は人気、アニメが放送され、子どもたちは親と妖怪体操、ジバニャンは、各地のイベントで活躍。
今や、乗りに乗るレベルファイブが放ったRPG作品だ。


サッカー好き向けのイナズマイレブン、クラフトバトルに憧れを持つ少年たちに向けたダンボール戦機等など。
レベルファイブのクロスメディア作品といえば、好きな人は好き、という特化型の作品だった。
に対し、この妖怪ウォッチは、多くの層が入り込みやすいように作られた。
どこにでもいそうな普通の少年、少女が主人公。
ともすれば地味かもしれないが、そのあたりは、先の作品から得た経験をベースに程よくひきつけやすい作品にアレンジされたのだろう。

3DSのよく作りこまれたRPGだが、実は漫画の連載(コロコロコミック)が先に行われた。
イナイレもそうだが、妖怪ウォッチもまた、マンガ(ちゃおでも連載された)、アニメ、グッズといった他のメディアでも、ほぼ同時に商品を展開した。
結果、漫画マニア、テレビっ子、次々とファンを獲得し、社会現象…に似た妖怪旋風が日本を吹き荒れた。(中でも妖怪ウォッチのアニメの効果が大きかったようだ)
なんとも阿漕な商売である。
思いつく人は多かっただろうが、やれといってやれるものではない、労力しかり、金銭面しかり、協力者が首を縦に振ってくれることも簡単じゃないし。
逆に言えば、それくらいの仕掛けがなければ、新商品の中身一本槍では通用しない世の中だろう。
色々な意見もあるだろうが、とりあえず、レベルファイブだから為しえた業かもしれない。


さて、その妖怪ウォッチなんだから、主人公たちが関わるモンスターは、無論妖怪。
妖怪と言えば、ゲゲゲの鬼太郎、及び水木しげる作品に象徴されるような、おどろおどろしい第一印象。
あるいは、トイポクンオヤシ、かいなで、オッケルイペのような陰湿にして汚らしい印象があったかもしれない。

しかし、この妖怪ウォッチの妖怪は、ジバニャン、ウィスパーに代表されるかわいい妖怪に、健康的な世界観。
親しみやすい妖怪という新たな境地を切り開いた。(実際はそういう妖怪は何体かいただろうが、大方の妖怪へのイメージは、昔の妖怪漫画か古来の日本の妖怪だっただろう)


主人公は、小学生の天野景太(男)、あるいは、木霊文花(女)の2人から選べる。
さくらニュータウンに住んでいる天野、及び木霊は、夏休みのある日、虫を集めようとしていた。
そんな時に、神社の近くで、何かに導かれるように進むと・・・
妖怪執事・ウィスパー(非戦闘キャラ)が現れ、妖怪が見えるという腕時計・妖怪ウォッチを貰う。

実は街には、いたるところに妖怪が潜んでいた。
が、その妖怪ウォッチを装備している主人公以外に、町に潜んでいる妖怪を見ることはできない。
そして、主人公は、実は、○○に化けてた妖怪…達と共に、おかしな事件の解決に向かう。

さて、街の中では、所々で可笑しなことが起きている。
といっても、ポルダーガイストや人体自然発火のような怪奇超常現象ではなく、ホラー要素もほとんどない。
突然夫婦げんかを始める、子どもたちが風邪をひく、あるいは、ある交差点で車が軒並み急ブレーキをかけている、といったもの。
しかし、そういった日常生活においてもちょっとおかしな出来事も、この世界では妖怪のしわざなのである。

都合の悪いこと、いわば、勉強がやる気でない、忘れ物した。
しかし、それも近くにいる妖怪の仕業、とりわけ子供達が好きそうな題材である。
ゲームの中くらい、制約まみれの閉鎖的空間から解き放たれたいのだ。
夫婦げんかの原因は、ドンヨリさせる妖怪が人間に取りついているから、とか。

とくに、車の急ブレーキの原因は、ジバニャンという猫の妖怪が車に立ち向かっているから。
ご存じ、妖怪ウォッチのマスコット的な存在、しかし、ジバニャン、悲しい過去を背負っているようだ。

妖怪は、戦闘で勝った後に一定確率で起き上がってきたとき、また、話しかけて友達になった時に妖怪メダルを貰える。
妖怪メダルが貰えることで、その妖怪を戦闘で使える、また、妖怪図鑑の妖怪ページをオープンできる。
妖怪には、フジギ族、プリチー族等8つの種族があり、戦闘でうまくその特性を利用したいところ。

舞台となるのは、主人公の住むさくらニュータウン、いわば住宅街周辺。
商店街、神社のある山、隣町、高級住宅街等など、一般的な街の風景といったところ。
ただ、家の中、店、路地裏…なかなか細かく街と人々の生活が描かれている。
そういった街並みを主人公は歩いたり走ったり、(ストーリーが進むと自転車も使用可能)。
走ることは一定時間で斬るが、スタミナ切れを起こすと、スタミナが回復するまで再度走れない。
また、横断歩道もあれば、信号機もある。
一応、信号を無視することもできなくもないが…。
また今作には、昼、夜の概念もあり、さくらニュータウンは昼夜では別々の表情を、見せてくれる。

そして、主人公の腕時計が反応すると…電柱、ゴミ箱、車の下等を覗き、妖怪の気配がするなんとことも。
妖怪の姿を腕時計で追いかけて、うまく捕えられると(数秒間動いている妖怪を、円でとらえ続ける)、妖怪同士で戦闘開始。

主人公が一度に随える妖怪は6体まで。
持ちきれない妖怪は、各所に居る人魂(セーブポイント)で交換できる。

妖怪との戦闘での主人公の役割は、最小限の作戦を立てる、アイテム、おはらい等のサポート以外は行えず、無論、自ら戦うこともできない(よって、主人公のステータスも存在しない。)。
戦闘は、もっぱら妖怪たちが行うという、オート戦闘で行われる。
しかも、度々戦闘をサボることもある(サボりやすさは、性格による)
妖怪との戦闘は最大6体の中で3体が先頭に立って戦う。
妖怪6体は円状の陣形を形成し、例えば最上部から時計回りに妖怪ABCDEFと並べると、ABCが戦闘し、しかし随時、LRボタンで左右にずらすことができ、FAB、BCD…とメンバーを変えることができる。
6体すべて倒れたら敗退。(戦闘不能回復手段は、戦闘中にはない、戦闘後にHP1で復帰)
適時に、回復アイテム等を味方の妖怪たちに与えて、HPを回復させる。
また、回復などのアイテムは、相手の妖怪にも使うことができる。
妖怪を倒すと、戦闘終了後に仲間になりたい、という妖怪も現れることもあるが、アイテムを与えることで、より、仲間になる確率が上がってくる。

また、敵の妖怪は、自分の妖怪にとりつき(動けない、HPダウン等の)技もしかけてくる。
その時、主人公は、おはらいを行う。
連打、こすりまくる等の脳トレのようなことを行い、おはらいできたら、プラスの経験値も貰える(中には、お祓い行為なしのラッキーなことも)
尚、基本的に復活できないうえ、アイテムがなければ逃げられない(降参となり、実質的なゲームオーバー)等、意外と厄介なシステムでもある。
全体攻撃の直前に、妖怪の陣を変えてHPが低い妖怪にあたってしまった・・・なんてこともあるかも…。
そして、妖怪には、それぞれ必殺技があり、人魂形のゲージがたまると、発動できる。(タッチペンで発動)
全体攻撃、全体回復、ステータスアップ等、ここぞの場面で使いたい。

そうして、経験値等をためて妖怪がレベルアップ&ステータスアップ。
時には、妖怪は進化、さらには、配合で新たな妖怪誕生なんてこともできるようになる。
妖怪の種類は、かなり多く用意されているが、結構色違いの妖怪、というのも多い。

自販機の下等をウォッチして妖怪を探し出す他、路地裏、特定の建物(ダンジョン)では、シンボルエンカウントという形で妖怪と戦うこともある。
また、妖怪ウォッチには、ウォッチランクもある。
一方、妖怪のもランクが設けられている。
時計屋の頼みを聞き入れることで(街のどこかにいる妖怪を倒すというもの)、ウォッチランクがあがり、車の下等にいる高ランクの妖怪を発見できるようになる。
また、ウォッチランクが一定以上でなければ入れない扉にも入れるようになる。


また、街を歩くと、ランダムで「オニタイム」が発生する。
街が白黒になり、小さな赤鬼(見つかると、巨大なアカオニが主人公に向かって走り出す)と、巨大なアカオニが歩き、巨大なアカオニに捕まると…戦闘、しかし、普通のレベルではまず勝てない。(レベルほぼ最高でなければ勝てないかも)
しかし、オニタイム中の街には貴重なアイテムも。
アイテムを拾いながら出口に向かって行きたいが、アカオニに倒されると、アイテムも没収。


ストーリーは、アニメ仕立てで展開される。
1話1話のショートストーリーがあり、その本編シナリオをクリアすれば(基本的に、最後は大ボス戦との戦いが多い)、次の話へ進んでいく。
ストーリー自体は、無理に感動させるものは多くなく、ライト感覚で進めるもの。
大ボス戦、最終ボスは、意外としぶといかもしれない。
しかし、下述のサブクエストを行うことで、多くのお金や経験値が稼げ、特にお金で回復アイテム等を買い込んでいけば、幾分は楽に戦闘ができるかもしれない。
街に(主人公しか見えない)妖怪が現れた理由とは。
大筋のストーリーは終盤に急展開が行われる、というより、結構急ぎ足だったか。

また、その間には、多くのサブクエストも存在する。
○○というアイテムが欲しい、というのもあれば、例によって実質的な妖怪討伐を頼まれる(○○を連れてきてほしい→妖怪のせいで立ち止まっている等)タイプもある。
他にも、虫取り、魚釣り等で得た虫&魚でアイテム交換、通信を使った対戦等で友達との妖怪バトルも楽しめる。

ゲームとしては、安心して楽しめるタイプだろうか。
収集の楽しさ、街の探索。
夏休みのあったあの時のことが蘇る、味わえる、そんな日本の新しくもノスタルジーな風景が広がっていた。
なんで、面白くないのだろう、それは妖怪がイタズラしているから、という子ども達にも応用の利きやすい要素もあり、ゲームのあとでも妖怪ライフを楽しむことができる。
だが、そのイマドキ妖怪世界にたどり着くには、ゲームの外の大掛かりな仕掛けが必要だった人も多かった。
逆に言えば、作品内容以前にそれくらいの下準備と土台を用意しなければ、名作を竣工しきれないのだろう。
確かに、好きなゲームがアニメや漫画でも見られるのは、うれしいことだが、それには、何倍もの骨組が要る。
鉄骨の必要な世界を我々は選び続けてきた報いもあるのだから。

そんな中でも、巨大なマーケットの世界にてイタズラを続けた妖怪たち。
しかし、地縛霊、ツチノコ、人面犬、頼んでもいないのに、現れるUMAに謎の生物、そして登場した妖怪体操に、パロディ満載のアニメ。
楽しい生活を送れるのは、妖怪のせい、それは強ち間違いではなさそうだ。
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theme : レビュー・感想
genre : ゲーム

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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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