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258・「レナス・古代機械の記憶」





タイトル・レナス・古代機械の記憶
発売年・1992
機種・SFC
ジャンル・RPG
メーカー・開発・コピアシステム 発売・アスミック



1992年、SFC発売して2度の年月を経た頃の大作RPG事情を紐解くと、演出面の強化も相まってストーリー性が重視されていく形相が月単位で見て取れるようになっていた。

そんな流れに乗じるかのように、しかし外面、内面共にアクの強いゲームが登場した。
レナス・古代機械の記憶、1992年11月に登場したRPG。
幻想的なパッケージ絵の商品にて、パステル調のグラフィックで彩られた作品。
そして、ゲームスタートして数十分程でさらにプレイヤーを独特な世界観に引き込んだ。
そこは我々のよく知るようなRPGの世界・剣と魔法の世界が広がっているように見えた。
しかし、そこには、多くの種族が混在する尖った世界が広がっていた。
そして、そこにゲームキッズたちに夢を与えた誇り高き勇者の姿は無かった。

舞台となるのは、惑星・ライガの衛星であるレナス
魔法学園に通う少年・チェズニは、ある日、デューカスの誘いで街のにあるガブニードスの塔に行く。
しかし、その塔は本来は侵入を禁じられている。
だが、同じ魔法学校に通うデューカスに誘われるがままにチェズニは、塔の内部の機械であるダル・グレンの所まで行き、共にダル・グレンの封印を解いてしまう。
すると・・・魔法学園、さらにその街は壊滅してしまい、町の住人、生徒はほとんど亡くなってしまった。
一方、デューカスは、いつのまにか逃亡してしまう。
そして、ダル・グレンの作動を止めることができるのは、封印を解いた者のみ。
チェズニは、その機械を止める力をつけるために、崩壊した魔法学園を背に旅に出ることになった。

いわば、主人公自身の過ちで多くの人を殺めてしまうという導入部分。
自身の過ちを償うという強烈な動機で、旅に出る、それがレナス・古代機械の記憶というRPGなのである。

チェズニは、その後、同じく魔法が得意な少女・ミディアとも出会う。
戦闘パーティは最大4人まで組めるが、チェズニとミディアの2人は固定メンバー。
残り2人は、レナスの世界にいる傭兵、または、期間限定パーティメンバーが入る。
チェズニ、ミディア同様に経験値でレベルアップする・・・のだが、チェズニとミディアは、武器防具等の装備は変えられるものの、残り2人は装備品、そしてボトル(詳細は後述)の変更は不可能、序盤・中盤で出会う傭兵を最後まで連れて行くことは難しいだろう。

チェズニとミディアは、ラフルヤ族という一般的な人間だが、爬虫類のような亜人間タイプのゴドム族、耳の長いドール族等、レナスの世界には、様々な亜人間タイプの種族が混在し、多くの種族が仲間となり、時に敵対する。

種族のバラエティーさも相まって、チェズニの旅する世界も個性的。
剣と魔法のファンタジー世界ながら、近未来のような機械も発達している世界。
大きな花のような建物が建つ街があれば、一本の柱の上の卵型の家に住む人々いる。
全体マップを見ると、北の大地(ナスクオト)と南の大地(サスクオト)に別れており、両大陸は、ロープウェイのようなもので行き来できる。
さらに物語が進むと、この世界は、2つの大陸は陸半球で、もう半分は大半が海に覆われた海半球の世界であることがわかる。

ランダムエンカウントによって、フロントビューの戦闘シーンに突入する。
のだが、このゲーム、1992年発のRPGながら、この戦闘シーンでも異彩を放っている。

まず、操作面。
ヘッドアップ・ディスプレイ・システムという十字キーのみで戦闘画面の操作ができるというもの。
上下左右に(行動、ターゲットの敵などの)選択肢が表示され、それに該当する十字キーを押して戦闘を進めていく。
そして、魔法。
今作には、いわゆるMPやSPという、消費して特殊能力を発動させるためのステータスは存在しない
なんとHPを消費して魔法を発動させるのだ。
しかも、中盤以降、敵は10体同時に現れることも度々あり、どうしても全体魔法で一掃したくなる。

ならば、HPを回復したいところだが、そのHP回復魔法も、さらには消費アイテムとしてのHP回復アイテムも存在しない。(自分を犠牲にして仲間を回復という魔法はある)
HPの回復方法は、主人公達が携帯しているボトルというもの。
1人につき最大で9個まで持つことができる回復の薬である。

無くなったボトルは街にいけば、お金を払って9個補充することもできる。
またボトルは、ゲームが進めば、より性能のいいボトルが手に入る。
チェズニ、ミディアは、ボトルの持ち替え、また、性能のいいボトルを持っている傭兵も終盤に登場する。
ちなみに、戦闘でHP0になった場合は、戦闘中に復活させる手段もない。
終了後にHP1になって復活する。(そのシステムを逆手に取った、某RPGの教会イベントもあったりする。)

そして魔法の名前も独特。
ズザン=炎、モミソゴーン=吹雪、ケケルン=雷、バイシス=防御アップ、ボベクス=ダンジョン脱出・・・、ととにかく名前で効果が連想しにくいものが揃っている。
そして、魔法などのエフェクトも、フラッシュが眼にきつく、今現在もしプレイするのならば、画面を暗くするなどの対応が必要かもしれない。(いわゆるポケモンショックの数年前のゲームなので。)
魔法は、8つの精霊のうちのいくつかを組み合わせて覚えることができる。
街の学問所で習得でき、魔法を使うことで、熟練度、威力がアップしていく。

HP消費での魔法詠唱、ボトルでしか回復できないHP、名称も独特の魔法、十字キーのみの操作。
他社との一線を画すには十二分な要素がちりばめられている。
そして、モンスターのアニメーションもなかなか豊富。
1992年のSFCソフトながら、攻撃時などで結構動いてくれる。

故に、HPへの制約が結構厳しいゲームになっていそうだが、絶望的に厳しいというわけではなく、少々レベルアップすれば、意外とすんなり進めることもできることもある。
ただ、全体を通して、特に最終ボスで運の要素が絡む傾向が強いのだ。

魔法学校を壊滅させたチェズニの旅路では、やはりその後も死人が続出する。
古代機械の記憶が明らかになってくる終盤、最後の敵は意外な人物。
全体的にシリアスな雰囲気が漂うストーリーであった。

RPGで勝負をかける時代にしては、破天荒すぎたRPGだったかもしれない。
独特の用語も多く、世界観や仲間キャラもアクが強い。
だが、正義の味方となって悪を倒すというテンプレート様式に飽きたならば、この古代機械が支配する世界観に入り込むのはいいかもしれない。
逆に言えば、別の世界で勇者になるなどして、多少のRPG慣れは必要になってくるかもしれない。
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プロフィール

サフィア

Author:サフィア
どっかの賢者な男性
主にQMA(クイズマジックアカデミー)のプレイ日記と、レトロゲームレビュー、ゲーム批評もそこそこに。
誰もが知っているメジャータイトルから、ここでしか見られない?マイナー作品まで幅広く取り上げるつもりです。(ジャンル、ハードは偏るかもしれませんが。)

ハンドルネーム・サフィアの元ネタは、女神転生外伝・ラストバイブル2のヒロインキャラです。

また、QMAシリーズでは、『サフィア(ユリ)』でプレイ。
過去には、QMA賢者の扉では、『シノブリュード(マヤ)』『プリム(シャロン)』、天の学舎では、『レナCタイクーン』でもプレイしています。

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